デバッグ方法
■ デバッグ(その1)
AS400内のWebプログラムは、QHTTPSVRというサブシステムの下で動いている、
ジョブ名:DEFAULT、ユーザー名:QTMHHTTPというジョブの中で動きます。
DEFAULTというジョブは複数個動いていて、どのジョブの中で動くかはわかりません。
ただ、常に一つのジョブが最初の要求を受け入れるようです。
そのジョブを見つけるためにWRKACTJOBの『CPU%』表示などで確認してください。
このジョブの中で動くプログラムをデバッグかけるには、次の手順で行います。
@そのジョブを保守環境下に置く→STRSRVJOB nnnnnn/QTMHHTTP/DEFAULT
Aデバッグを開始する---------→STRDBG xxxxx
こうしておいて、ブラウザーから要求をかけると
普通の画面プログラムのようにデバッグできます。
注)ブラウザーからの要求は、幾つかのhttpJOBの中の1つを使用します。
STRSRVJOBで保守モードにしたJOBが使用されるとは限りません。
たとえば、保守モードにしたジョブがMSGWなどで止まっている場合、ほかのジョブが使用されます。
■ デバッグ(その2)
Webプログラムの入力(typeがGETの場合)は環境変数からの読込みになります、
環境変数をセットできれば、5250画面からの実行でもデバッグが可能です。
@ADDENVVARコマンドで、5250ジョブの環境変数をセットする。
@-1.環境変数=REQUEST_METHOD、初期値=GET
@-2.環境変数=QUERY_STRING、初期値=URLのパラメーター部分(?以降)
ASTRDBGでデバッグモードにする。
B普通に、CALL プロフグラム名で実行する
環境変数のセットには、こちらのツールを使うと便利です。